テキトーキャラ確立の伊野尾慧
伊野尾慧 ____ 。
ここ何年か前まではまったく人気がなく、常に後ろにいて、「見切れアイドル」とさえ言われていた彼。
その彼が「伊野尾革命」という革命を起こし、かわいさと発言のテキトーさでお茶の間をかっさらうこととなった。
そんな彼、伊野尾慧がテキトーキャラとなったのはいつからだったのだろうか。それはすでに10年前から確立していた(と私は思う。あくまで個人的な考え)
今では数々の名言を残している彼
その彼がJr時代に残した名言で私が印象に残っているものは、
「プライドがないことが僕のプライド」
「臨機応変にやれるように頑張ります」
これを中学生の男子が言えるのだろうか…?
私はこんなことを言える中学生はなかなかいないんじゃないかと思う
この言葉を突き進めて考えていくと、ずっと仕事をやっていくという男のプライド。
実は誰よりも心が強くて、プライドが高い。そしてそれを人に隠す。
当時はまだテキトーキャラとして確立されるほど適当ではなく、どちらかというと気の利いた真面目なアイドル発言が多かった。おそらく、彼は中学生の頃にすでに大人の階段を上っていたのだと思う
J.J.ExpressというJr内のグループとして活動してきた彼は松本くん(今は退社)と2人並んでセンターのポジションにいた。
しかし、自分が中心だった時期が過ぎた。
そこで推されたのが「中島裕翔」
現在、同じHey! Say! JUMPというグループとして共に活動している。 その頃、裕翔くんはまだ小学生なのにも関わらず、押されていた。
しかし、カメラの前でふてくされることもなく、マイペースを貫いていた。グループ内の子にきつく当たっていたわけではなさそう。それはいつも、のびのびという自由奔放にしていた裕翔を見れば分かる
Jrの頃からリアクションをとるのがうまくて、けどやっぱり歌とダンスはムラがありまくりでした。
気合が入ると真面目にアイドルしようとしていて、やれば出来る子…
だけど、高確率で「素」
私は逆に、ステージに居るのにあれだけ素を出していけるのはすごいと思うけど w
デビューしてからも、ちょっとイライラムードのひかる君をかるくフォローする場面もあった
ひかる君と10何年もの時間を共に過ごしている薮くんでさえも、
「ひかるはちょっとしたことですぐ怒る」
というほど。
PV撮影の長い待ち時間で、やっと自分の順番が来たと思ったら変更に…ちょっとしたことでイライラするひかる君を察して、気遣いを押し付けない程度にフォローに入る。こんなことが多々ある。
また、いただきハイジャンプでもメンバーの山田が伊野尾と涼介でロケの時に、
「この人と2人は嫌です」とか
伊野尾がMCをすると、
「俺がちょっとイライラする」
と何かと伊野尾慧に対してあたりが強い彼。
おそらく、「山田涼介」は上下関係をはっきりわかりやすく示された方が納得するタイプ
だから山田から見て「伊野尾慧」の行動が不思議で気になるのではないだろうか 。(山田と同じく上下関係をはっきりさせたいタイプのひかる君に色々言うのは何故なのだろうか?)
彼は中学生で大人になり、テキトーキャラとして確立した。しかしそれは、ただテキトーなのではなくこうした背景があるからこそテキトーと言われているのだろう
伊野尾慧という1人の人物をを表すとしたら、
『 テキトーではなく適当 』
この言葉に尽きると考える人が多いだろう。
「伊野尾慧」という人物に対して否定的な考えを持っている私の中では この言葉は彼への最上級の褒め言葉である。
薮くんが、 「伊野尾は、好きだけど嫌い」 と言っていた。「嫌いだけど好き」 ではなく薮くんが、 「伊野尾は好きだけど嫌い」 と言っていた。
「嫌いだけど好き」 ではなく、
「好きだけど嫌い」
JUMPグループ最年長の言葉を借りて、私の伊野尾慧に対する思いが少しでもまとまればいいなと願う .